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    ▼▼     『 Nikko マガジン 』Vol.21
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            〜 企業ブランディング 〜

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ < 2007/ 10/ 17号 > ━━


  最近、Shopサイトやファッション系のサイトを
  リニューアルさせていただく機会が多くなってきました。

 その中で
  「商品イメージに合わせて、サイトにもっと高級感を!」
  「店舗の雰囲気と同じく、洗練されたサイトデザインで!」といった
  ご要望を、よくお聞きします。

  実際の商品や店舗と、Webサイトのイメージが違っていたら
  ユーザーに間違ったイメージをもたれてしまい
  サイトの効果が得られませんからね。

 サイトでの“ブランディングづくり”ですね。

  Web制作の現場にいると実感するのですが
  近年、企業の取り組みとして、このような
  “ブランディングづくり”というキーワードを
  無視できない傾向になってきました。

  ブランディングは“大手企業”が行うものと
  思っていませんか?

  今回は“企業のブランディングづくり”についての
  ポイントを紹介したいと思います。
 

 ◇ブランドとは

  まず “ブランド”といって、何を思いうかべますか?

  私の場合・・・
   “CHANEL” “GUCCI” “TIFFANY” “PRADA” “HERMES”
   といったところでしょうか。
   全部ファッション系でした。

  ファッション以外のものとしては
   “Microsoft” “SONY” “CocaCola” “Canon” “Disney” “Google”
   等々が、パッと頭に浮かびます。

  浮かんだ各ブランドについて、同じイメージはなく
   それぞれに、抱いているイメージがあります。
   この“抱いているイメージ”が
   “ブランドイメージ”ということになります。

  このイメージを、戦略的にどのようにつくっていくかが
   ブランディングづくりでの、重要ポイントとなってきます。

 ◇ブランド確立の目的

  例えば、目の前に白い紙コップに入ったコーヒーが
   2つ置いてあったとします。
   ひとつは、何も書いていない紙コップ。
   もうひとつは “スターバックス”のロゴが入った紙コップ。

  果たして、どちらの紙コップをとるでしょう。

  おそらく、アンチスターバックス以外の人は
   ほとんどが、ロゴ入りの紙コップをとると思います。
   私も迷いなくロゴ入りをとります。

  これは、スターバックスがもつ
   ブランドイメージの力が大きいといえますね。

  このように、ビジネスとブランドイメージは
   密接にかかわっており
   よいブランドイメージを確立することが
   ビジネスでの利益を生んでいくことへと
   つながっていきます。

  逆に言うと“利益を生んでこそ、ブランドといえる”と
   いえるのでしょうね。

 ◇ブランド確立の為に

  ブランド確立にあたっては

  “他社との差別化”
    というキーワードがポイントとなってきます。

  “他社との差別化”は文字通り
   自社が他社に比べて何が違うのか? 何に優れているのか?
   といった部分になります。

  「特別な他社との違いはないし・・・」と言われる企業の方も
   いらっしゃいますが、例えばスピードに自信があれば
   “発注から、3日以内に納品!”   
   といった具合に、数字を入れたり
   外部の人からの意見を聞くことで
   差別化ポイントを見つけだすことが出来ます。

 ◇CSR活動について

  “CSR活動”とは・・・

  Corporate Social Responsibility の略で
  「企業の社会的責任」を意味します。
   主に、社会奉仕や地域貢献、環境への取り組み等の活動です。

  現在、大手の企業はこの“CSR活動”に積極的に取り組み
   いろんな媒体を使って取り組みをPRしています。
 
   例) アサヒビール
     http://www.asahibeer.co.jp/csr/

  例) キリンビール
     http://www.kirin.co.jp/csr/

  このような取組が、企業のクリーンなイメージにつながり
   ブランドイメージをつくっていきます。

  また、このCSR活動も完全な慈善事業というわけではなく
   ビジネスへつながるような活動をすることで
   自社への利益につながる仕組みを作ることが出来ます。

  例えば・・
   航空会社が外国人観光客が多い鎌倉に
   CSR活動として、各名所に英語の案内標識を
   設置したとします。

  英語標識を設置することで
   外国から鎌倉への旅行者が増え
   結果、飛行機の利用者も増えて、自社の利益につながってきます。

  “CSR活動”に関しては、取り組む側も
   “義務”でなく“戦略”への発想の転換が必要です。

  つまり・・・

     【事業戦略】(よいビジネスづくり)
        ↓
        ↓
        ↓ ビジネス成功の為に
        ↓ どのようなイメージをつくるか
        ↓
        ↓ 
     【ブランド戦略】(よいイメージづくり)
        ↓
        ↓
        ↓ イメージを上げる為に
        ↓ どのようなビジネスをつくるか
        ↓
        ↓  
     【事業戦略】(よいビジネスづくり)


   この循環で、ブランドイメージを向上し
   ビジネス利益の向上をはかります。
   企業でのブランドづくりにあたっては
   この相乗効果が得られないと
   意味をなさないといえるでしょうね。 

 
  以上、ブランディングづくりにあたってのポイントを
  紹介させていただきました。

  最後に“企業のブランディングづくり”で
  最も重要なのは、そこで働く人たちの
  “自社ブランディングに対する意識”です。
 
  マクドナルドの店員さんが、高級店のように
  ゆったり落ち着いた対応をしても
  それは違いますよね。
  マクドナルドは、元気でスマイル!
  ハキハキとした対応がブランドイメージです。

  ブランディングについて 
  まだ取り組まれていない企業の方は
  これを機会に一度、自社ブランディングについて
  考えてみてはいかがでしょうか。 

 
 
━━<編集後記 / WebWaveKOBE 内海>━━━━━━━━━━━━━━━━

 マクドナルドといえば
  この秋イメージキャラクターのエビちゃん(蛯原友里さん)による
  “焙煎ごまえびフィレオ” のCMが流れていますね。

 かわいい女性の代名詞で、社会現象ともなった
  “エビちゃん”も28歳になったそうです。

 それが関係したのかどうかは知りませんが
  今年の秋のCMは昨年までと違い、落ち着いた
  大人っぽい雰囲気に仕上がっています。

 また、CMだけではなく、本業のファッション誌で魅せる
  表情、メーク、服、等々。
  明らかに今までの、かわいいエビちゃんイメージから
  大人の女性へのイメージ転換を図っています。

 断わっておきますが
  私、エビちゃんの追っかけではありませんので
  誤解のないように(笑)

 “エビちゃん”に関しては、個人といえど
  ひとつのブランドといえるので、このような各媒体での
  新しいイメージ戦略が必要になってくるんでしょうね。

 私、このままエビちゃんは30歳過ぎても
  今のイメージで大丈夫なのか?
  と勝手に心配していました(笑)

 エビちゃんとまではいかないまでも
  各企業においても、企業イメージとは別に
  個人レベルでのイメージづくりは必要と思います。

 お客様にどのようなイメージをもっていただくか。
  “誠実” “知的” “親しみ感” “高級感” 等々で
  見た目、行動、発言が変わってきますよね。

 私も、自社の企業イメージと自分のポジションから
  “クリエイディブ”と“誠実”を目指し
  自分ブランドづくりに励んでいます。

 そんな私の努力の結果は、果たしてお客様にどのように
  イメージいただいているのでしょうか?
  厳しいご意見共々、ご一報いただければありがたいです。

 ご意見によっては、今後方向性を変えるかもしれませんが(笑)