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▼▼ 『 Nikko マガジン 』Vol.20
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〜 何が違うの? Webライティング 〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ < 2007/ 10/ 3号 > ━━
わが日光グループは、情報加工を通して皆様にお役立ちしている会社です。
情報加工とは、文字通り、情報をいろいろな形に加工することですから、
紙媒体への加工もあれば、Webサイトへの加工もあります。
ここで、加工する情報に目を向けたとき、
取材やライティングなど、一から弊社で作り上げる情報もありますが、
多くの場合は、お客様からいただいた情報を加工することになります。
しかし、紙媒体に加工する場合と、Webサイトに加工する場合とでは、
その加工の方法に若干の違い=テクニックがあるのをご存じですか?
紙媒体でもWebサイトでも同じじゃないの? と思われている皆さん。
実は、同じ情報であっても、加工するツールの特徴によって、
表現方法を変えてあげるのが、よりよい情報加工の方法です。
そこで今回は、Webサイトのコンテンツを作るうえで
知っておかなければならないライティングのテクニックを、
いくつかご紹介したいと思います。
◆知っておきたいWebの特性
紙媒体とWebサイト。読みやすいのはどちらですか?
この質問には恐らく皆さん、紙媒体と答えられるのではないでしょうか?
では、紙媒体とWebサイトの違いは、どういったところにあるのでしょうか?
まずは、Webサイトの特性を考えるところから始めたいと思います。
【見にくい&読みにくい】
紙に印刷された文字を読むのに対し、Webサイトの文字を読むことは、
ディスプレイ自体が発光していることなどから、目に負担がかかります。
要するにWebサイトは、紙媒体に比べて文字が見にくく、読みにくいといえます。
【一覧性が低い】
紙媒体は、A4やA5といった具合に、大きさが決まっています。
これに比べてWebサイトは、どのようなディスプレイサイズで表示されるのか、
ユーザーの環境によってバラバラです。
また、紙媒体は、他ページへの移動が簡単ですが、
Webページは、画面をスクロールしたり、リンクをクリックするなど、
移動に手間がかかるということも大きな違いです。
【情報が断片的】
紙媒体の情報は、体系的で連続性がありますが、
Webサイトは、リンクをクリックすれば全く違うページに移動できるため、
情報が断片的で非連続的ということになります。
【直感的判断による情報収集】
紙媒体は、1冊の本や雑誌に載せることのできる情報量に限りがあるため、
その範囲内で情報の取捨選択が行われます。
一方、Webサイトは、アクセス可能な情報が無数にあるため、
直感的な判断によって、情報の取捨選択を行う場合が多くなります。
【双方向性・対話性が高い】
低コストで、情報受発信の障壁の低さなどの理由から、
Webはユーザーがリアクションを起こしやすく、
双方向性・対話性に優れたツールといえます。
以上のように、Webサイトの特性を大きく5つあげてみましたが、
ここから、どのようなことがいえるのでしょうか?
それは、Webツールを見ているユーザーは、たくさんの情報の中から
一部の情報を選択してみているため、
非常に「移り気」な状態である、ということです。
そのため、Webの情報は、
紙媒体以上に読みやすく、分かりやすい表現が求められており、
そのための工夫や体制づくりが必要なのです。
◆Webサイトの文章は短くが基本
Webの特性でも触れたように、Webは視認性が低い媒体です。
紙に書かれた文字に比べると、Web上の文字の視認性は、
半分以下、または、4分の1以下ともいわれます。
特に日本語は、横書きやディスプレイにマッチしにくいようです。
このような悪条件の中で、正確に情報を伝えるためには、
まず、文章の量を短くすることが必要です。
長く書いても読んでもらえる確率は下がりますので、
短くコンパクトに文章をまとめなければなりません。
もし、あれもこれも言いたいからと、長い文章をWeb上に掲載されているなら、
この機会に、ぜひ改善をお考えください。
◆拾い読みに強い文章に
Webは、基本的に情報を探すためのツールですから、
内容をしっかり読む前に、
拾い読みによって、大方の内容を把握することがよくあります。
この拾い読みの読者をひきつける方法として、
例えば、文字の装飾などがあります。
弊社のWebサイトも、拾い読みの読者を意識して
文字の装飾を行っていますので、参考にしてみてください。
http://www.nikko-hybrid.co.jp/hansoku/hansoku01.htm
◆箇条書きを多用する。
Webサイトは、箇条書きに向いています。
説明するよりも、具体例を挙げた方が分かりやすいと思いますので、
弊社のサイトを例としてご説明します。
弊社のサイトの営業・販促ツールの案内には、
ツールを作るための材料として、以下のような要素をあげています。
1. 御社の魅力と差別化力
2. いち押しの商品またはサービス
3. インパクトと訴求力
4. スパイスとして営業担当者の情熱をご用意ください
では、これを箇条書きにしないで、普通の文章にしてみたら
どうなるでしょうか?
営業・販促ツールを作るためには、御社の魅力と差別化力を打ち出す
必要があります。そのために、一押しの商品またはサービスを
明確にしなければなりません。
その上で、コンテンツ、ビジュアルにはインパクトと訴求力をもたせ、
見る人の興味をひきつけることが重要です。
あとは、営業担当者の方の、このツールの使い方というのもポイントの
ひとつになりますので、情熱を持った説明をプラスし、効果的に使って
ください。
どうですか? 恐らく、読むだけでかなり時間がかかったうえに、
内容がすっと頭に入ってこないのではないでしょうか?
以上のように、箇条書きは、文章が短く、分かりやすくなり、非常に便利です。
情報を整理することがWebライティングの基本。
その一番いい例が、このような箇条書きの使い方といえます。
◆指示語を減らす
Webライティングでは、あれ、これ、そのといった指示語を
できるだけ減らすようにしてください。
指示語が多いと、抽象的な文章になり、
さっぱり意味が分からなくなってしまいます。
これは、紙媒体についてもいえることですが、
Webライティングにおいては、さらに意識して指示語を減らす
必要があります。
◆小見出しを活用する
何度もいっていますが、Webページはじっくり読むというより、
パッと見たときの印象が大切ですので、
紙媒体のように、起承転結があり、結論を最後にもってくる
という書き方は、あまり有効ではありません。
どちらかといえば、言いたいことを一番初めにもってくる。
これがWebライティングのコツです。
まずは、ページ内のテーマをページタイトルとして最初に打ち出す。
次に、中見出し(サブタイトル)でテーマを補足する。
このように、まずは言いたいこと、テーマをはっきり打ち出します。
そこから、詳しい説明に入っていきます。
この細かい説明を行う際に、大切になるのが小見出しです。
この説明文にも適度な小見出しをつけることによって、
読み手の注意をひきつけることができます。
日光グループWeb制作部門のWeb Wave Kobeのサイト
(http://www.wwkobe.com/menu01.htm)も、この小見出しを
効果的に使って、内容をまとめていますので、参考にしてください。
このように、一定の間隔で小見出しをつけていくと、
そこそこ長い文章であっても、
比較的スムーズに読み進めていくことができると感じませんか?
◆検索エンジンを考慮する
Webサイトと紙媒体の大きな違いの一つに、
Webサイトは、検索エンジンによって検索されるということがあります。
いくら素晴らしいサイトを構築したとしても、
誰にも見てもらえなければ意味がありません。
そのため、Webのライティングにおいては、
検索エンジンに検索されやすいように作るということが、
一つの大きなポイントとなります。
検索エンジンに拾われるためには、
ページ内に、検索で使われるキーワードがあるかどうか、
ということが重要です。
従って、このキーワードを入れてライティングするという技術が、
紙媒体のライティングと一番大きな違いになってきます。
しかし、ここで注意してください!
どんな言葉をキーワードとして選択しますか?
ここで皆さん、よく見落としがちなのが、
自分たちの常識=ユーザーの常識と思い込んでしまうことです。
自分たちが、仕事でよく使っている言葉。
これは、会社にとってのキーワードであることは間違いないでしょう。
でも、それはものすごく専門的な用語ではありませんか?
サイト制作のお仕事の際、よく勉強されているお客様になると、
こんなキーワードで検索してもらえるようにしたいんだけど?
と言われることがあります。
そのまま使えるものもありますが、実は、私たちが見たとき、
これは使えないですよ! という言葉、あるいは、
意味が分からない言葉なども多く含まれていたりします。
それが大切な言葉だということはよく分かるのですが、
知らないものは、検索できるはずがありませんよね(笑)。
ポイントは、制作側の意図するキーワードが、
一般のユーザーが検索で使うキーワードになっているかどうか、
ということです。
そう考えた場合、専門用語、一般的ではない言い回しのキーワードは
できるだけ避けなければならないことが、お分かりいただけると思います。
Webライティングは、このような点も頭に入れて行う必要があるのです。
◆良い文章は、媒体によって違う
何をもってよい文章、よいライティングとするか…。
これは、その文章を使う媒体によって異なってくるということを
まず、理解しておいてください。
紙媒体で素晴らしいとされる文章があったとしても、
それをWebサイトでそのまま使うと、読みにくく、
効果のでない文章となってしまう可能性もあるということです。
逆に、Webサイトでかなりの効果をあげた文章でも、
紙媒体で表現すると、淡白でつまらない表現と言われるかもしれません。
同じ情報であっても、それを見せるツールによって、表現は変わってきます。
案外、その使い分けを理解している人が少ないというのが、
いろいろなお客様に接していて感じることです。
このような目線をもって、会社の紙媒体、またはWebサイトを
見直してみてください。
ひとつの情報に対する表現の使い分け、しっかりできていますか?
━━<編集後記 / 日光印刷出版社 制作室 稲積>━━━━━━━━━━━━━━━━
ここ数日で、すっかり秋らしくなってきましたね。
街を歩く人の服装も、今週から一気に秋らしくなった
ような気がします。
さて、秋といえば…
1.食欲の秋 2.芸術の秋 3.スポーツの秋 4.読書の秋
など、いろいろありますが、皆さんはどれに興味がありますか?
食欲…そろそろ脂ののった秋刀魚なんかが食べたいですね。
…と、やはり、食欲に走りそうな私ですが、
仕事面でのスキルアップも兼ね、この秋は読書の秋を
楽しんでみようかなと思っています。
とりあえず、まず読んでみようと思うのは、今話題の
坂東眞理子さんが書かれた『女性の品格―装いから生き方まで』
内容を項目だけ拾い出してみると…
◆礼状が書ける ◆約束をきちんと守る ◆型どおりの挨拶ができる
◆姿勢を正しく保つ ◆贅肉をつけない ◆人に擦り寄らない
◆よいことは隠れてする ◆得意料理をもつ ◆恋をすぐに打ち明けない
◆愛されるより愛する
など、何げない日常の立居振舞いに、女性の生き方と品位はおのずと
表われるものなのだそうです。
この条件を見る限り、私の女性の品格…やばいです(笑)。
でも確かに、こういう振る舞いができる女性って、大人というか
カッコイイな、という気がします。
流されない、自分のポリシーのようなものを持っている
とでもいうのでしょうか?
昔に比べると、確かに社会などでは男性と女性の差って
なくなってきているように思います。
現に、わが職場(特に制作室)においては、男女の差ってほとんど
ありません。いろんな意味で(笑)。
でも、やっぱり男性は男性だし、女性は女性。
役割分担って必要だと、私は思うのです。
ここに書かれていることがすべてだとは思いませんが、
せっかくの読書の秋!
坂東さんの考え方を知ることによって、少しでも女性としての品格アップを
目指したいなと思っています。
(注)冬になって品格がアップしていなくても、指摘しないでください(笑)。

